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筋トレ啓蒙運動 三匹の子豚

ある仲の良い三匹の子豚がいました。

彼らは、それぞれが独り立ちをするため、家を建てることにしました。

一番目の子豚は、軽くて運びやすいワラの家を建てました。

2番目の子豚は、丈夫な木の家を建てました。

3番目の子豚は、レンガの家を建てました。

そこへ、悪いオオカミがやってきました。

一番目の子豚の家はオオカミが息を吹くとたちまち吹き飛んでしまいました。

2番目の子豚の家はオオカミが突進するとたちまち壊れてしまいました。

3番目の子豚の家はオオカミが息を吹いても、突進しても壊れませんでした。

3匹の子豚は安心してレンガの家に住むことにしました。

オオカミはそれが悔しくて悔しくて、必ずこのレンガの家を攻略してみせると誓いました。その日から毎日筋トレに取り組み、徹底的に自分を苛めぬきました。厳しい食事制限も己に課しました。プロテインをとっては筋トレを繰り返しました。

その結果、体はまさにボディービルダー。拳は鋼のように固く、二の腕は丸太のごとくなりました。そして1年後、厳しい筋トレの成果を見せるべく、オオカミは再びあのレンガの家に戻ってきました。

子豚たちはレンガの家に安心しきって、怠惰な生活をしていましたので、肉体改造を果たしたオオカミを見て驚きました。

オオカミが精神統一をすませ、レンガの家の前に立ちました。

静寂に包まれるなか、ボッという音とともに放たれたパンチは、レンガの壁を突き破り、難攻不落かと思われたレンガの家は崩れ去りました。そして、崩れた家の中で、ぶるぶると震えた子豚3匹が、お互い身を寄せ合っていました。

「僕たちの負けだオオカミ。さぁ、煮るなり焼くなり好きにするが良い!」お兄さん子豚が言いました。

オオカミは子豚たちのその姿を見ると、くるりときびすを返しました。

「僕たちを食べないのか?」豚は恐る恐る聞きました。

するとオオカミは言いました。

「俺は鶏肉しか食べなくなったんだ。」

彼はオオカミの本能にも打ち勝ち、立派なボディービルダーになったのでした。 

終わり。