katonobo’s blog

仮想通貨✖プログラミング

バックパッカーの賞味期限

学生時代はバックパックで海外や国内を貧乏旅行するのが楽しかった。

初めての土地にリュック一つでぶらぶらして、安宿のドミトリーでいろんな国からやってきた同じくバックパッカーと会話し、ご飯を食べたりするのが楽しかった。

滅多なことではレストランなんて入らず、観光客相手のぼったくり料金を憎み、地元の人がいくようなスーパーで、彼らも食べないような貧相なパンと、大きな水を買って飢えをしのぎ、できるだけその土地を見て回る。いかにお金をかけず、多くの場所を回り、遠くに向かうのか。それが大事な旅だった。

いつからか、このスタイルの旅行がだんだんと合わなくなっていった。心のセンサーの反応が鈍くなってきたのかと思った。ただ、最近はどうもそうじゃないんじゃないかと思うようになった。

日本のユースホステルに泊まった時、40代と50代のバックパッカーと同じ部屋になった。彼らはずっと若い頃から旅行が好きで、今もユースホステルに泊まって旅をしていた。彼らは楽しそうだった。レンタルサイクリングで街を回っていた。

僕はどうやらそんなことは30代や40代になってまでする気はないと気付いた。僕はそんな人生なんて求めてないし、旅もそんな僕を許してくれないのだ。

僕らが旅行先を決め、旅を選ぶように、旅もまた、僕らを選んでいるのだ。

若いうちに旅行することは良いことだ。賞味期限はいづれやってくる。