katonobo’s blog

プログラミング中心の雑記ブログ

Daapsアプリ「わしが育てたおじさん2.0」をリリースしました。

 

先日、Dappsアプリを作ってリリースしました。フロントエンドは「Vue.js」、Solidityの総合環境は「Truffle 」、Firebaseでデプロイしています。

技術的な部分に関してはまた他の記事に書きますが、このサービスを出した時に考えていたことを書こうと思います。

Dappsのインセンティブ設計をどうするのか?

 このサービスはテストネットにデプロイしているので、お金的な価値はありません。メインネットにデプロイするのはかなりな覚悟がいるのでまだ行なっていません。

今回の実験は、テストネットでアプリを作る場合、ブロックチェーンアプリを使うことにユーザーにどんなメリット、つまりインセンティブを与えるのかを考えるところからスタートしました。価値の移転を得意とするブロックチェーンにとって大変難しい話です。

そこで、ブロックチェーンといえばのイメージの代表である「改竄ができない」と言う特徴を活かす方向にフォーカスを当てました。ブロックチェーンの特徴は、誰でもデータを閲覧でき改竄できないことですので、何かを宣言することには便利です。

そこで、流行を先取りしている証明としてブロックチェーンを利用しようと考えたのがこのアプリです。

投稿者の名前と、これから流行るだろう対象を宣言し、ブロックチェーンに刻むことで誰でもその対象に目をつけたことをわかります。

トークンエコノミー改めクリプトエコノミクス(Cryptoeconomics)をどう設計するか

トークンエコノミーは日本独自の呼び方らしいので、クリプトエコノミクスとこのブログでも呼びますが、ブロックチェーンを使ったサービスは、このクリプトエコノミクスをどう設計するかが相当重要な要素となります。

 

トークンエコノミーとの関係性から考える cryptoeconomics · m0t0k1ch1st0ry

cryptoeconomics: crypto-backed mechanism design · m0t0k1ch1st0ry

 

肌感覚ではありますが、ブロックチェーンは、相当既存のサービスとの相性が悪いのではないかと思います。テトリスでいえば扱いづらい形をした棒とでもいえば良いでしょうか?そのため既存のサービスにとってつけるような発想では失敗するように思います。この扱いづらい棒をうまく利用するベストプラクティスがまだ全然見つかってない状態です。

個人的には、一番一つの解に近いのは「Dappsゲーム」と言われる、ERC721を用いたブロックチェーンを利用したデータのやりとりを行うゲームがあると思っています。ゲームは、取引(キャラの売買)がパソコンだけで完結することや、予測市場での大変難しい問題となる「オラクル」の問題が発生しません(開発者が神なわけですね)

非中央集権を至上とする仮想通貨原理主義者(って言うのか?)からすれば邪道なのかもしれませんが、その人々が夢想する世界の実現はまだまだ先ですし、果たして完全な非中央集権に耐える強度が人間にあるのかは私はまだ懐疑的です。

とにかく、クリプトエコノミクスに対する様々な挑戦がこれから楽しみですし、私も色々作っていきたいと思います。

 

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