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もし僕らのことばがウィスキーであったなら【書評】

 「ノルウェイの森」で有名な村上春樹は、エッセイも書いていて、とても面白いです。

また、小説の中で描写されているビールだったり、実際に若くして自分でバーを経営していたことからもわかるように、彼はお酒と食事に詳しいです。

 

彼のエッセイの中で、僕が一番好きな本が今回のテーマ「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」です。

 

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

 

この本は、村上春樹自身が、シングルモルトウィスキーの聖地、スコットランドとアイルランドに2週間ほど旅行に行った時のことをまとめています。

彼は様々な蒸留所を見学して、そのことを書いているんですが、語り口がやっぱり村上春樹で、彼のお酒との距離感の取り方が独特で不思議な世界が広がります。

この本を読むと、シングルモルトウィスキーがちょっと身近な存在になった気がします。そして、落ち着いた雰囲気のバーに行って、この本で紹介されたモルトウィスキーを頼んで見たくなるでしょう。

 

ささやかな本ではあるけれど、読んだあとで(もし仮にあなたが一滴もアルコールが飲めなかったとしても)、「ああ、そうだな、一人でどこか遠くに行って、その土地のおいしいウィスキーを飲んでみたいな」という気持ちになっていただけたとしたら、筆者としてはすごく嬉しい。

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