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精霊の守り人にハマった話【書評】

寝食も忘れて本とかドラマとか見ちゃうときありますよね。

最近だと、児童小説で有名な上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」に夢中になりました。全部で外伝含めて12冊あるのですが、毎日夜に1冊づつワクワクしながら読みました。

 

精霊の守り人 (新潮文庫)

 

 児童小説というカテゴリーですが、大人もしっかり楽しめるようなストーリーです。

ちなみにNHKでドラマがやっていたんですね。知らなかったです。

運命に流されながらも必死で自分の道を切り開く魅力的な登場人物たち

何となくファンタジーの小説を読みたいなと思って探していた時に、アマゾンでのレビューの評価が高かったので買って見たのがきっかけでした。

自分の力が及ばない因果で不遇の人生を強いられる女用心棒の「バルサ」や、実の父から命を狙われる皇子「チャグム」など、この物語に出てくる人物はみんな大きな試練や理不尽に晒されているのですが、その中で自分で覚悟を決めたり、相手を思う気持ちや優しさを受けて踏ん張ろうとする姿勢などを見ると思わず感情移入をしてしまいます。

読んでいてこれだけの没入感を得られるのは、海外の評論家から「飛行機のチケットを買ってそこまで飛んで行けると思わせるくらいリアルにできあがっている」と絶賛されるほどの完成された世界観があるからです。この物語では、人間などが暮らす世界「サグ」と、精霊たちの世界「ナユグ」が存在し、二つの別の空間が混じり合っている不思議な世界が描かれています。

このような不思議な物語なのに、妙に説得力があるのです。

作者である上橋さんが、文化人類学者で、オーストラリアの先住民であるアボリジニを研究されており、その世界観が染み付いているからなのかなと思いました。

 

ファンタジー小説などを読みたいなと思っている方には大変オススメです。