かとのぼのマイコード・マイライフ

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読書は「過去のあなた」から自分を解放する

読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

読書はあなたを固定観念から解放してくれるとても有意義な趣味だと思います。今回は読書をオススメする記事を書きました。

小さい頃に叩き込まれた様々な常識があなたに染みついている

よく、「三つ子の魂百まで」なんて言いますが、子供の頃に教えられた習慣とか、考えかたというのはずっと自分の骨の髄まで染み込みます。うちは目玉焼きは醤油だ、とか、ソースだ、とかそんな細かいことまでそうです。

こういった癖って、なかなか自分では気づけません。それで、時々周りが自分の家と違っていて驚くなんてことになります。

目玉焼きがどうだ、コーラはどこだ、なんて家庭の些細なことだけならいいですが、これが仕事に対する考え方だったり、結婚だったり、自分の人生の大きな転換点にまで大きく影響を与えます。

よく、自分で事業を起こす人は、自分の親も自営業だったりします。これは事業を自分たちの手で営むと言うことが身近だからハードルが低いためだと思います。

こういった小さい頃から知らずに植えつけられた考え方や習慣は、良くも悪くも今の自分の行動を決定づける、いわば「過去の束縛」といっても良いかもしれません。

この「過去の束縛」の存在を認識し、改める機会を与えてくれるのが読書の一面だと僕は思っています。

読書の効用

本は、自分とは違った考えを持つ人の意見をじっくりと論理的に追って理解できる貴重な情報源です。一つの主張(テーマ)に対して、5~10時間も延々と色々な角度から説明されるのなんて普通の状況ではあり得ませんよね。どんなに暇な人でも、対面で5~10時間も自分の時間を使って、誰か一人を説得しようなんてことはしません。しかし、本はそれが実現されているいわば奇跡に近い存在だと思います。

僕の人生観が読書によって大きく動かされた経験は何度かありますが、今でも印象に残っているのが、「金持ち父さん、貧乏父さん」です。

 

 この本は、よくネットワークビジネスの現場でダシにされたりして印象が一部悪いですが、本の内容自体は大変に良いと思います。また、この本を書いたロバートキヨサキ自体もこの本を書いた時はお金持ちだった訳ではないと言う話ですから、お金持ちになるために読むのは違うとは思いますので注意してください。(つまり、彼はこの本とこの本で紹介しているゲームで金持ちになった!)

当時、給与を会社からもらう以外に稼ぐ方法があると言う事実が僕にはショックでした。僕の家庭はお金の話をするような家ではなかったですし、お金は会社に入って稼ぐものだとばかり思っていました。この本に出会うことで、お金はどこかからもらうものだという自分の中にあった「過去の束縛」を認識し、違う道もあるのだと言うことがわかったのです。その道を歩むかどうかはもちろん別ですが、知っているかどうかの差は大きいと思います。

ちなみに、その後の話をすると、僕はこの本から株式市場に興味をもちました。そしてリーマンショックが起きていた2008年の夏に、アメリカにバックパッカーで1ヶ月かけて西海岸から東海岸まで横断し、アメリカが本当にこのまま潰れてしまうのかこの目で確かめようとしました。その当時は日本の新聞などではもう世界経済は崩壊するかのような雰囲気でしたが、現地に行ってみるとアメリカの貧しい人々はあっけらかんとしていたし、知り合ったお金持ちのアメリカ人(彼はアメリカ人なのに借金をしない人でした)は今が投資のチャンスだと言っているのをみて、当時大学生でしたが、日本に帰国してからアメリカ株をなけなしのお金で買いました。そして運よくある程度儲けることができました。

その経験から、何の技能も才能もない若者が一番手堅く稼げるのは証券会社だろうと思い新卒で証券会社に入社したので、一冊の本との出会いはとても大きいと思います。(狙い通り、入社から日経平均は2倍ほど上がり、ボーナスもすごく良かったのでこの選択は間違っていなかったと思います。)

読書こそ「過去の束縛」に気づく最良の方法

 本を読まない人は、このような「過去の束縛」を気づくことが非常に難しいと思います。ですので、本を読まない人は良い意味では一本筋が通っている人が多いですし、悪い意味では固定観念の塊となっている人が多いです。

もったいないのは、違う発想があるとわかっていれば、手に入れられるチャンスが自分のそばに無数に転がっていることに気づけない点です。株を知らない人は、一発当てるなら宝くじやスロットしかないと考えるかもしれません。大事なのは、一発当てるのに「株と言う選択肢もある」ということを知っているかどうかです。実際に株をやるやらないではないのです。

ですから、もしこの記事を読んでいるあなたがまだ若いなら、ぜひ今すぐに本を読んでみてください。何でも良いです。ただし、発行されてから日の浅いハウツー本はいけません。こういった本を読むのは、せっかく深煎り焙煎が美味しいコーヒーのお店に入ったのに、水で薄めたアメリカンコーヒーを頼んで飲むようなものです。昔から残っている、いわば時間の取捨選択を乗り越えた本にしましょう。

偉人の伝記とかは面白いですからオススメです。

今はスマホなど誘惑が多いですが、ネットでアクセスできるような切り貼りされた情報では自分の「過去の束縛」まで気づかせてくれるような深い内容は滅多にありません。

自分に植えつけられていた習慣に気づけるような良い本に出会って欲しいと思います。

 

参考記事:

www.katonobo.com