かとのぼのマイコード・マイライフ

エンジニア兼ウェブサービス開発者のプログラミングと雑記ブログ

悪の組織の最大の弱点は「悪」であること

第1話「Wの検索/探偵は二人で一人」

戦隊モノとか、アニメとかで決まって登場する悪の組織ですが、ことごとく正義の味方にやられてしまいます。

彼らは、ちゃんと組織を構成していますし、多くは四天王などと言うような幹部までしっかり揃えて組織運営がされています。私は時々、この悪の組織の何が悪いのだろうかと考えていました。

思うに、悪の組織の最大の弱点は、正義の味方を倒せないことでもなく、四天王が一人づつ登場することでもなく、「悪」であることだと思います。

つまり、悪の組織の最大の弱点は「悪」であることなのです。

何を言ってるんだ?とお思いでしょう。説明します。

例えば、悪の組織が、「世界征服」をしたいと考えた時に、まずは足がかりにある街を征服しようとします。大体は、その方法がとても原始的で「暴力」で収めようとします。これが大変にまずい。

もし彼らが、その地域に根ざした政治組織を作るなど、誰からも文句を言えない方法で支配し出したらどうでしょうか?

いくら正義の味方と言えど、正しい方法で行動している組織に問答無用で攻撃を与えることはできません。悪の組織であれ、悪いことをしない限り正義の味方が危害を加えてくることはないのです。

そう考えると、選挙という世間的に文句が言えない方法で実権を握ったナチスの恐ろしさが実感できるわけですが、果たして悪の組織がずっと悪いことをしないで世界征服ができるのでしょうか。

定義の問題にはなりますが、悪の組織である以上どこかで悪いことをしなくてはならないのですから、それはできません。

こうなると、悪いことをするタイミングが命です。少なくとも、「正義の反対はもう一つの正義だ」とクレヨンしんちゃんのお父さんの名台詞が言われるくらい人々の思想に食い込んだ後でないといけないでしょう。

余談ですが、最大の弱点は「悪」と言う思考は現実世界でもかなり幅広く通用する強力な思想だと思います。悪いことをしない限り、ほとんどの人はその人物を批判することができないからです。「誠実が一番だ」や、「嘘をつかないのが一番良いこと」だと言われますが、私も本当にそうだなぁと思います。正直でいれば、他者が私たちの行いを非難することが難しいからです。短期的には人を騙したり、その場を誤魔化すことがメリットが大きく感じますが、あなたを倒す正義の味方を出現させてしまいます。

私は、わざわざ人生を行きづらくしないよう、できるだけ正直を目指そうと思います。