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ブロックチェーン技術とは?【学習入門者向けの5分でわかるブロックチェーン知識】

ブロックチェーン技術についての入門者向けの記事です。 ビットコインやイーサリアムなど、暗号通貨を学ぶ上で、ブロックチェーンの知識は必要不可欠です。

 ブロックチェーン技術とは?

ブロックチェーン技術とは、インターネット上で第三者を介入させることなく送金や取引を行う方法としてビットコインで使われ、現在、様々な暗号通貨(暗号資産)の土台の技術として注目されています。

ブロックチェーン技術が登場するまでは、個人から個人にインターネットでお金を送金するのは難しい問題でした。

 この記事では以下の3つを順番に説明し、なぜブロックチェーン技術が必要なのかと、どういった仕組みなのかの基礎知識を説明します。

  1. インターネットでお金を送金する時の難しさと問題
  2. その解決策としてブロックチェーン技術が使われていること
  3. ブロックチェーン技術の仕組みと概要

 1.インターネット上での送金の問題

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インターネット上だけでお金のやり取りする場合を考える

ブロックチェーンは、インターネット上で、第三者を介さずに直接相手とお金のやり取りをするために考案された技術です。

まずはブロックチェーン技術が生まれた理由を知るために、そもそもなぜインターネット上で第三者に頼らずにお金を送金することが難しいのかを考えて見ます。

信頼できる第三者を通さずに誰かに送金することは難しい

もしあなたが、お金を誰かに渡すことになった時、相手にどうやってお金を渡すでしょうか?

一番簡単なのは、相手に会って直接渡す方法です。コンビニなどで商品を買うときは、買いたい商品の金額をレジで支払いますね。

では、インターネットでお金を送金するときはどうでしょうか?

世界最大のECサイトであるアマゾンドットコムで買い物をするなら、アマゾンのサイトで、クレジットカード決済を行います。 この場合は、あなたにとってはアマゾンが信頼できるという考えと、アマゾンはクレジットカード会社を通してあなたを信頼することで取引が成立しています。

もし全然知らない怪しいサイトで商品を購入するのはためらうと思います。それは、その会社が信頼できるのかがわからないからです。

つまり、インターネット上で買い物をするときには、信頼できる第三者が仲介しているから取引が成立していると言えます。

では、次に相手にお金を送金するという場合です。

例えば、あなたが誰かにお金を借りていて、その相手に直接渡すのは面倒なので、インターネットを使って返そうとします。

この場合は、インターネットバンキングを使って、相手の口座番号に振り込みをするでしょう。つまり、銀行のサイトにアクセスし振り込み手続きを行います。

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銀行にお願いすればちゃんと手続きしてくれます。

ただし、相手の振込先の口座番号を知らない、もしくはそもそも相手が口座持っていなかったりしたら送ることはできません。

また、銀行がお金の振り込み手続きをしてくれなければお金は振り込みがされることがありません。土日に振り込み手続きしても、相手に届くのは月曜日になります。場合によっては振り込み手数料が発生します。 このような不便があるのですが、銀行など信頼できる機関を使わないと、お金を送ることは難しいのです。

2.解決策としてのブロックチェーン

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データは複製(コピー)されながら相手に届く

あなたは、銀行に頼らずお金を送るのは難しいことが直感でわかるでしょう。その理由を少し詳しく考えます。

例えば、あなたの手元に今1万円があり、それを相手に送ろうとしたとします。

現実世界なら、相手に1万円を渡せば、自分の手元にある1万円は無くなり、相手の手元に1万円が移るだけです。

しかし、1万円のデータをそのまま相手に渡すということはインターネットのような電子データでは不可能です。 なぜならインターネットの世界では、データは複製されながら相手に届くからです。

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データは様々な場所でコピーされて相手に届きます。そのため、あなたの1万円のデータはいたることでコピーされ、データとして複数存在することになります。これでは通貨としては扱うことはできません。

インターネットは世界を変えた画期的な技術ですが、電子データのメリットである簡単にデータをコピーできるという特性が、誰かにお金を送るというような、いわば価値の移転という分野に関しては弱点となっています。

世界には銀行口座を作ることができない人が多く存在します。また、国によっては政府そのものが信用できないというようなこともあります。 銀行などの第三者を介さずに、インターネット場で個人対個人で直接相手にお金を送るにはどうすればいいのか?この問題はずっと議論されていました。

この問題を解決したのがブロックチェーン技術です。

3.ブロックチェーン技術の仕組みと理解

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ブロックチェーン技術の基本的な設計

先ほどの説明したように、信頼できる第三者に頼らずにお金を取引するために活用されているのがブロックチェーン技術です。

では、どのように問題を解決しているのでしょうか。

キーワードは「分散台帳」と「マイニング」です。

ブロックチェーンは、一言で表すと「分散型台帳」です。

台帳とは、売買や事務上の記録の土台となる帳簿です。 ビットコインなら、ビットコインの取引を記録した台帳があります。

この台帳は、どこかが中心となって管理しているのではなく、ネットワークの参加者みんなで管理するため「分散型」と呼ばれます。(中央管理者がいないため「非中央集権」などと言われたりします。)

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取引の記録は、ある程度集まると「ブロック」としてまとめられます。そしてそのブロックがどんどん繋げられていくことから、「ブロックチェーン」と呼ばれています。 f:id:katonobo:20190309084703p:plain

上記の図解は、イメージです。取引記録を、ブロックとして区切って数珠繋ぎにつなげているで一本の長いチェーンのようになります。 このブロックチェーンの記録をみんながそれぞれ管理し、更新していきます。

つまり、分散台帳によって取引記録を全員が共有と監視をし、個人間の取引をみんなで分散台帳として記録することで、第三者の管理なくインターネット上でお金の取引ができるようにしているのです。

しかし、この分散台帳だけの仕組みでは不十分です。そこで登場するのが「マイニング(採掘)」という仕組みです。

マイナー(採掘者)が取引の承認をする

分散型台帳は、ネットワークに参加するみんなが同じ取引が記録された台帳をもち、みんなで取引を確認しあっています。

しかし、その管理方法だけでは問題があります。

それは、このままでは取引の内容が本当に正しいかわからないということです。

もしネットワークの誰かが偽の取引内容を加えたり、存在する取引の記録を消したりした時に、どれが正しい情報かわからなくなってしまいます。 そこで、マイナー(採掘者)の出番です。マイナーは、取引のブロックに対して、みんなで取引が正しいどうかの特別な計算を行い承認します。これを「マイニング(採掘)」と呼びます。

マイナーは、その特定の数字を出すために、なんどもなんども計算をします。そして、一番早くその数字を出すことができた人には報酬としてBTCが手に入ります。

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つまり「マイニング」とは、新しいブロックをつなげるための正解を探し当てる作業のことを指し、その「マイニング」を行う人を「マイナー」と呼ぶのです。

つまりブロックチェーン技術は、「分散台帳」で取引の記録をみんなで共有し、その記録の正しさを「マイニング」によって担保している技術ということになります。

まとめ

詳しい技術的な話はかなり省きましたが、ブロックチェーン技術が何の問題を解決するのか、そして期待されているのかがわかっていただけたと思います。

最後にこの記事の要点をまとめて終わりたいと思います。

  • ブロックチェーン技術は、信頼できる第三者に頼らずにお金のやりとりを行うことを可能にする技術。
  • 「分散型台帳」により、特定の管理者(中央集権)は存在せず、みんなで取引を管理します(非中央集権)
  • 取引の信頼性は、マイナー(採掘者)の承認によって担保します 

 

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