katonobo’s blog

プログラミング中心の雑記ブログ

旅行でしか解消できないもの。伊豆大島旅行

先日、急遽思い立ち伊豆大島に旅行に行ってきました。三泊四日の無計画の旅でした。

伊豆大島は、ジェット船で東京から2時間弱で着く、普段抱いている私たちのイメージよりも身近な島です。

旅の目的は、「旅自体」と言った感じでとにかく旅行に出たかったからです。

自分はどうやら、普段の生活の退屈だったり気力の低下を回復させるには旅行しかない性質のようです。

自分なりに分析すると、呆れたことに旅行の内容は実はどうでもよくて、普段の生活からの距離を置くことが大事なのだとわかりました。それは物理的な距離だったり、普段の環境との差であったり、言語の差であったりです。

今回は天気にも恵まれてサイクリングと釣りを楽しめて、旅行自体も充実していました。

こんな自分の話だけで終わるのも味気ないので、今回の旅で印象に残ったことをいくつか記録しておきます。

しまぽ通貨の存在と利便性

しまぽ通貨という謎の通貨の存在を知り、実際に使いました。

東京の諸島に旅行をするときに、この「しまぽ通貨」という電子通貨を使うと、三千円お得になります。国から補助金がでるからだそうです。私はこの存在を全く知りませんでした。

 

shimapo.com

 

島の宿だったり、お土産やさんなどで使える電子通貨で、スマホでウォレットをダウンロードして、クレジットカードで購入する仕組みです。そしてお店で実際に使うときはそのウォレットページから会計処理してもらいます。

私はこれを7000円(しまぽ通貨10,000円相当)購入し宿の支払いに利用しました。

なんだか仮想通貨のようで面白かったですが、いくつか不便な点がありました。

購入単位が7000円から

購入の単位がしまぽ通貨10,000円からです。これが7000円で購入します。これは正直言って単位が大きすぎると思います。10,000円の次が20,000円だと間がありすぎます。1000円単位にして欲しいなと思いました。

 

3000円分は宿でしか使えない

10,000円のうち、3000円は宿代でしか使えません。これだけ使用用途が定まった資金だと利用しづらいです。

 

1000円単位の会計なので、宿以外だと使いづらい

会計は1000円単位です。そのため、買い物をして800円とかだと、使うと200円が損するので使えません。これもせめて500円単位などにしてくれればいいのにと思いました。

 

ただし、電子通貨という試みは大変面白いですし、実際3割引で宿に泊まることができるので、他の旅行者の方も利用していました。こう言った、地域ごとの電子通貨の活用事例は今後もっと増えるのではないかと思いました。

 

波浮港と伊豆の踊り子

伊豆大島といえば、川端康成の小説「伊豆の踊り子」に登場する旅の一団の故郷である波浮港があります。現在、観光地として大変有名で観光客は伊豆大島にきたらほとんどの人はこの港を見学に訪れます。

 

伊豆の踊子 (新潮文庫)

 

ちなみに、伊豆大島には主要な港が3つあります。岡田港、元町港、そして波浮港です。東京からやってくる船は岡田港か元町港のどちらかに停泊します。一番栄えている港は元町港ですが、ジェット船は岡田港に泊まることが多いそうです。これは岡田港の方が船を寄せやすいからだそうで、秋ぐらいから海が荒れやすくなるとほとんど岡田港に泊まるようになるそうです。

 

踊り子と一緒に訪れることはなかった波浮港

小説「伊豆の踊子」は学生時代に読んでいましたが、その時の私の印象だと、伊豆大島の波浮港というキーワードの印象は全然ありませんでした。それもそのはずで、実際に主人公は踊り子たちと一緒に波浮港までは行っていません。そのため、旅の一団の最終目的地として「波浮港」という言葉は出てきても、その描写はほとんどなかったのです。

この小説は、実際に川端康成が19歳の時に伊豆に旅行に行った時に出会った旅の一団との思い出を書いている作品で、数々の有名女優が踊り子となって映画になるなど人気があります。

また、踊り子達にはしっかりモデルがおり、彼らは本当に波浮港に住んでいたそうです。その記念館が波浮港には現在もありますし、当時の波浮港の賑わいが知ることができます。

日本では、昔は漁業が本当に盛んで、港町が大変に栄えていました。そのため、波浮港にも当時のお金持ちの家が記念館のような形で残されていますが、その屋敷には踊り子たちもよく呼ばれていたそうです。

「伊豆の踊子」まだ読まれていない方は是非読んでみてください。

 

波浮港には、元町港から自転車をレンタルして行ったのですが、そのお店の人に波浮港では「コロッケ」と「たい焼き」が有名だよと教えてもらいました。

なぜ「コロッケ」と「たい焼き」が有名なのかはとても不思議でしたが、実際に食べてみたら美味しかったです。

 

伊豆大島は観光客を意識していないため気楽

最後に印象に残ったのが、伊豆大島は、島全体が観光客に対して変に意識していない感じがして居心地が良かったです。ちょっと驚いたのは、観光スポットでも、表札とかが少なくて、淡々としてたことです。他の地域だと、じゃらんとかの観光ガイドに載っている観光スポットはこれでもか!と大々的にアピールされていますが、伊豆大島はそう行った感じが全くありません。下手すると見過ごしてしまう危険があるくらいでした。その素朴さが好きな人には堪らないだろうなと思いました。

ベストシーズンはやはり夏だそうです。私が行った秋にはもう観光客がだいぶ少なくなっていましたが、夏にはスキューバダイビングや釣りが目当ての観光客が多く島に訪れます。海がとても透き通って綺麗でした。また夏になったら海を見に行けたらいいなと思いました。