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健康がオシャレと富の象徴の時代

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今は、若い子がインスタにスタバの甘いクリームが載ったジュースだったり、タピオカミルクティーの画像をあげていますが、これは将来ダサいって思われるだろうなと私は考えています。これからの世界は表面的な見た目より、その裏にある健康に関して世界共通で評価される時代になるからです。

富裕層は健康や美容がステータス

最近では、インスタグラムやツイッターで、ジムで鍛えている筋肉質な男性や女性の写真や動画が高い評価を受け始めています。

また、フランスではオーガニック(有機栽培)のワインが人気だそうです。

「インスタ映え」という言葉がありますが、最近ではその傾向が高い料理の写真やスイーツより、フィットネスやアクティビティ、オーガニックな食事や生活など、健康的な写真に変化してきているように感じます。

これは、健康こそがオシャレと富の間接的な象徴となってきていることを暗示しているからです。

日本ではそこまで感じませんが、世界は急速に豊かになってきており、お金で買える物が増えてきています。

先日友人と話してた時に面白かったのが、これから将来「健康」こそが何より一番高価な商品になろうとしているのだという話でした。

医療の発展によって健康をより維持することができるようになれば、お金持ちは健康に大金を積みますが、お金がない人はその費用を捻出できません。こうして健康格差が広がります。

ちょっとイメージしづらいと思いますが、海外で貧乏な人たちがみんな肥満体型をしているのをテレビで観たことがあると思います。これは貧乏な人はヘルシーな食事を取るお金がないので、マクドナルドなどのジャンクフードばかり食べているからです。普通に考えれば彼らがその食事を続ければ長く生きるのは難しいでしょう。

こういった現象がさらに拡大するのが近い将来です。 

健康というグローバルなハイ・コンテクスト(共通認識)

もちろん、健康志向は昔からありましたし、富裕層は自分の健康に気を使う人が一般の人間より多い傾向がありました。

ただ、インターネット、特にSNSの発達により、健康志向はグローバルな共通認識になりつつあります。つまり、健康をアピールできる土壌が出来、急速に拡大しているのです。

SNSが健康にどのように影響を与えたかの前に、文化人類学で使われる「コンテクスト」について少し説明します。

コンテクストとは、「文脈」「関係性」などと訳されます。

コンテクスト - Wikipedia

言語学におけるコンテクストとは、メッセージ(例えば1つの文)の意味、メッセージとメッセージの関係、言語が発せられた場所や時代の社会環境、言語伝達に関連するあらゆる知覚を意味し、コミュニケーションの場で使用される言葉や表現を定義付ける背景や状況そのものを指す。

わかりやすくいうと、どれくらい相手と共通点があって、話が通じるかということです。

日本人なら「天皇陛下」という言葉を使って会話しても、ある程度天皇陛下のイメージ(概念)が共有できていますが、外国人からすると「天皇陛下」という概念はかなり奇妙なものとなるでしょう。これが「コンテクスト」です。

さらに、文化人類学では、この「コンテクスト」を重視するコミュニケーションすることを「ハイ・コンテクスト」と呼び、逆に文脈や共通認識に頼らないコミュニケーションを「ロー・コンテクスト」と呼びます。日本は「空気読め」とか「以心伝心」という言葉あるように「ハイ・コントラスト」の文化、逆にアメリカなどは様々なバックグランドの人々が集まるため、なるべくコンテクストに頼らない「ロー・コンテクスト」の文化です。

やっと本題ですが、私は、「健康」が、SNSによって世界規模の「ハイ・コンテクスト」な存在になってきていると思うのです。健康的な写真がアップされると、私たちはその裏に隠された努力や投下された資本がイメージできるようになってきています。自分で筋トレをしている人は、インスタにアップされた見事な筋肉を見ればその筋肉を手に入れるのにどれだけの苦労があったのか想像がつきますし、オーガニックな食品がどれだけ高価であるかわかります。そうやってどんどん「健康」という存在に敏感になってきています。

つまり、健康の価値がわかる人が急速に拡大しているのです。

そして、その健康に価値を置く人はお金持ちやオシャレな人、つまりソーシャルに強い影響力を持つ人たちです。

ですから冒頭の、砂糖をガンガン使った、表面だけはインスタ映えするようなスイーツやラテの写真は不健康ですので「ダサい」という感覚のオシャレな人が増えてくるでしょう。というか一部にはもうその感覚が芽生えています。

インスタ映えには今後は個人の努力も必要になるでしょう。お金がなかったり努力が嫌いな人にはさらに辛い世界ですね。

映画「イエスマン」のヒロインは時代の先取りだった?!

ここからはちょっと冗談交じりですが、なんか健康と絡めてサービスを考えようかなと思ったんですが、ランニングしながらその時の写真やデータを共有するSNSとかサービスはあったら面白いかなと思いました。

そこでビビッと思い出したのですが、映画「イエスマン」のヒロインは、仕事にジョギングしながら写真を取るというインストラクターをしていました。

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彼女は「ランニングしながらブレブレの写真を取るなんて、流行るわけないわ」と自虐めいて話していましたが、もしかしたら彼女は時代の先取りをしていたのかもしれません。

まとめ

ということで、健康の価値はこれからさらにうなぎ上りになり、健康を暗に表現できるサービスは有望だろうと思います。

最後に、映画「イエスマン」面白いです。