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村上春樹の「ラオスにいったい何があるというんですか?」【書評】

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ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (文春文庫 む 5-15)

村上春樹の「ラオスにいったい何があるというんですか?」の書評を書きました。

村上春樹は紀行文も面白い 

私は旅行記を読むのが好きなんですが、実は「ノルウェイの森」など小説で有名な村上春樹も紀行文を出しています。そして、その紀行文がとても面白い作品が多いのです。今回はその中で、「ラオスにいったい何があるというんですか?」について書きたいと思います。

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (文春文庫 む 5-15)

この「ラオスにいったい何があるというんですか?」は、タイトルはラオスとなっていますが、ラオス以外の国の話もあり、村上春樹がいろんな国に巡った話が収録されています。というより、ラオスの話は後の方の章にあるので、村上春樹の各国の旅のエッセイと言った方が良いと思います。

テーマは音楽であったり、マラソンであったり食事であったりと様々ですがどれも村上春樹の独特な言い回しが読んでいて楽しいです。

小説とは違った文の語り口

小説とは違い、紀行文なので時々こちらに語りかけるような文章があるんですが、その感じが読者とこの本との距離感を近づけてくれます。村上春樹の小説のあの独特の言い回しに慣れきった人だと、彼が突然、友達に語りかけるような感じで書いてる文章をみて驚くと思います。

彼の行く先は何となく荒涼とした土地が多いような気がしますが、その閑散とした感じが逆にその土地の魅力になっているんだなと思わせる感じがします。いく場所がやっぱり一風変わっているなぁと思います。その時期に沢山いるという鳥を見にオフシーズンにわざわざ行ったり。

読んでいるとそわそわして旅に出たくなる

村上春樹の紀行文を読むと、自分もその土地に行って見たいなぁと思います。自分なら彼が見た同じ光景を見て、どんな感想を抱くのだろうかと想像を巡らせてしまいます。それは私が村上春樹の小説が好きだからでしょうか?わかりません。

旅が好きな方にはオススメです。