katonobo’s blog

プログラミング中心の雑記ブログ

【書評】なるほどデザイン

最近、ウェブサービスを作っていて、デザインがすげー大事だなと思ったのと、それ以上にめっちゃ難しいなと思っています。ユーザーの目に入るのはデザインだけです。言い換えれば、ウェブサービスにとっては、デザインが営業の部分を多くを担います。

僕は、高校の時に美術の授業でなんとなく勉強して以来、デザインについてやってこなかった人間なので、シンプルでわかりやすいデザインの参考書を探していました。

ウェブサービスのためのデザインというより、デザインの基礎的な考え方が学べる本です。

そこで本書を見つけました。

 

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

 

凄いです、これ。

第一に、図や写真がふんだんに使われていて、読んでいて楽しい。一日で一通り読んでしまいました。

まさに初心者にうってつけです。チャプター1で、どのようにデザインの方向性を決めるのかを教えてくれます。そしてチェプター2で、デザインを行う上で注目するポイントを「デザイナーの7つ道具」という形で紹介しています。

対比が非常にうまく使われており、ここに注目して変えるだけでこんなに印象が変わるんだ!とデザインの威力を実感させてくれます。

 

僕が印象に残っているのが、考え抜いたら、デザインが向こうからやってきてくれるみたいな表現が何度か出てきたことです。

 

「内容のことを考え抜いて作っていたら、勝手にデザインはこうなっていました。」というのが理想のアプローチだと思います。

p.125

 

この表現を読んで、まさかそんなことってあるのかな?と驚きました。しかし、もしそんな感情になれたら、伝えたい対象の内容とデザインがまさにリンクした状態なので、すごく興奮するだろうし面白いだろうなと思いました。

もちろん「自分がこうしたいから、こういうデザインにする」というアプローチもあると思います。それは多くのユーザーを魅了する作品になり得えますが、ユーザーにストレスなく使ってもらえるようなデザインの作品を作る場合のアプローチとは少しずれていると思います。

「どんな人たちがこの製品を使うのか、その人たちが一番大切にしていることはなんだろうか、どうやったらそのことが伝わるだろうか」と、相手の立場に立った作品にしたいなと自分は思いました。

この本を読んだ後にインスタグラムやツイッターのアプリの構成を見ましたが、すごくユーザーのことを考えて作られた作品だなぁと気づかされました。ツイッターもインスタグラムもユーザーの投稿作品が主役なので、それに注目が集まるように、またそれが簡単に探せるように考え抜かれた設計になっています。

僕も自分の作品に、今回学んだデザインの知識を織り込んで、喜んでもらえるようなデザインにしたいと思います。

デザインの勉強を始めたけどどんな本がいいのかわからない僕のような方がいたら、一番最初の本として、この「なるほどデザイン」をオススメします。

 

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

 

【PR】