かとのぼのマイコード・マイライフ

プログラミング初心者とアプリの個人開発者向けのブログ。たまに銭湯

ロボット(AI)は単純作業を奪うが認識的な価値は人間しか生み出せない

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ロボット

アルファGoが人間に勝つ

グーグルが開発したAI技術のアルファGoが、完全情報ゲームの囲碁で人間に勝ったことは驚きでした。少し前まで、人工知能はあと10年は人間に勝てないと言われていました。

これは囲碁のような決められた情報が与えられたシチュエーションでは人間はもう人工知能より劣るということです。

私たちの身近な世界では、単純計算や単純作業はロボットの方が得意ですし、今後はもっと高度な作業もどんどんロボット(AI)に置き換えられていくでしょう。

アメリカでリーマンショック後の雇用率が低いのは、実は不景気になった企業が人員を削減し、その分ロボットを導入したという側面もあります。

つまり、人々は不況が雇用を奪っていると思っており、景気が回復すればまた雇用が戻ると考えていますが、実は席はロボットに置き換えられていくのです。

人間に出来てロボットに出来ない仕事とは

では、これから人間が行う仕事とはどのように変わるのでしょうか。単純に仕事がなくなるのでしょうか。この疑問は様々な研究者が議論しています。

おそらく、大方の予想通り、単純作業のような仕事はどんどん機械に取って代わられるでしょう。けど、仕事でルーティーン以外のことってそんなに多くないですよね。

 

そんなことをぼんやり考えていたら、面白い動画を見つけました。

ロリー・サザーランド:広告マンの人生の教訓

www.ted.com

これは、TEDという人気のスピーチのイベントでの講演です。

ロリー・サザーランドという広告業界の人のスピーチで、人々の認識を変えることで、価値を再定義するという内容でした。

動画を見ていただくのが一番早いですが、モノの見方を変えることで貨幣以上の付加価値をつけることができるということを様々な例を用いて説明しています。

特に面白かったのは、昔は市民に見向きもされなかったジャガイモを、フリードリヒ皇帝がどうやって人々に浸透させたか?という話でした。皇帝はジャガイモ畑を警護して、価値がある商品のように市民に思わせたのです。ジャガイモに価値を与えた方法が奇抜で面白いです。

そこで思ったのは、認識的な価値は人間にしか提供できないのではないか?ということでした。

例えば、付加価値という概念が存在します。同じバッグでも、ブランド物のバッグが高いのは、ブランド力という付加価値が付いているからです。

ロボットにはこの付加価値はつけられないですよね。人間が良い商品だ!と認識して、そこからロボットがこの商品にはこれだけの価値があると学習するからです。

そう考えると、これからは様々な認識的な価値を提供する仕事が増えるのでないでしょうか?

認識的な価値は、言い換えればストーリー(物語)です。

例えばシャネルは、ココ・シャネルという人の物語があってその魅力が生まれていますし、ティファニーブルーは、ティファニーだからこその色です。

つまり、ストーリーこそが付加価値の源泉なのです。

今後は、ストーリーを語れたり見いだせる人の仕事が増えて評価されるのではないでしょうか。

 

新装版 ココ・シャネルという生き方 (中経の文庫)

 

 

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